「2006年のオーディオDAC」のコスパに優れた機種のインプレッション

いくら安くても及第点以上の音質でなければ意味ないということで、設計上だけでも音に期待できるものでなければならない。そのためには電源をしっかりとるというDACを最低限としてコスパの良さそうなDACを比較してみる。

無論、高級であればそれなりに音質や機能に力が入ってることは間違いなのだが、使い勝手という点では必ずしも良いとは限らない。省スペースや低消費電力では低価格DACのほうが部がある点をあるだろうし、不必要な機能は邪魔ですらあることもある。肝心の音質についても及第点以上であれば価格差ほどの違いはないので好みでしかないだろう。客観的に音質を評価するのは不可能なのでノイズレベルを評価することが多いが、ノイズが一定以下であれば十分で低ノイズほど高音質とはいえない点にも注意。

AIYIMA DAC-A7

小型ながらヘッドフォンアンプ搭載で、基本的な入出力を備える。派手さはないが外観的にもまとまっていて悪くない。

DACチップはES9038Q2M。

電源は5Vでアダプタはなし。

まさに必要最小限といった構成ではあるが、最低限の機能はすべて備えるといって良い。価格も1万円強とコスパに優れる。

AIYIMA D20

派手目の外見でコスパを売りにするaiyimaにしては高級機ですらあるDAC。ヘッドフォンアンプは搭載せず、フルバランスXlr端子を備える。ARC入力に光端子も2系統で入出力は豊富で困ることはないだろう。

DACチップはES9039Q2M+AK4493Sを搭載で、切り替えて使えるので両者を聞き比べることができる意欲作。

電源は12Vの電源アダプタ。リモコンも付属。

なかなか高機能で評価も高いが、4万越えの値段がネック。

FIIO K7

かなりロングランな機種で目新しさはないが性能は今でも十分に現役。フルバランスヘッドフォンアンプ。

DACチップはAK4493SEQを2基搭載。

FIIO K11 R2R

汎用チップではなく、独自開発したディスクリート型24ビットR2R DAC回路採用でありながら2万円台の低価格を実現した機種。かなり薄型なので入出力は少なめだが特に困りはしないだろう。

Fosi Audio Q6

最小構成で電源もUSB電源。ボリューム機能もなく割り切った使い方を想定する。

DACチップはAK4493S。

特に何も機能がない割には少々高いか。

S.M.S.L C200 PRO

小型だがTRSバランス出力にヘッドフォンアンプも搭載で電源もACインレットとかなり詰め込んだなと感じる。このサイズバランスだと小型過ぎるゆえに返って使い勝手に窮屈さが生じてしまうことも想定される。4.4mmヘッドフォン出力は出力的に疑似バランスであろう。

DACチップはES9039Q2M。

ACコードとリモコン付属。

S.M.S.L D1

全面にノブがなくタッチ操作でリモコンも付属しないので操作性には難があるかも。

DACチップはBD34352EKV。

電源は5Vでアダプタなし。

ローム社のDACを搭載した機種は少なく、それをこの値段で実現したことに意味がある。ただし、機能は限定的にボリュームもないだけに微妙でもある。

S.M.S.L D100

S.M.S.L DO100 PRO

S.M.S.L M300SE

Topping DX5Ⅱ

Topping E50II