行政書士試験の合格者平均点と記述式の平均点

合格者の平均点は200点ないのが普通

10%前後の合格率だと合格者平均点が196点とか197点。15%あった平成29年でも200点なので、そんなに高くない印象。

合格者は180点以上なので、最低でも180点はある。満点の300点はいないにしても250点ぐらいならそれなりにいるはずにしては低い数字。この数字だと195点以下の人の合格者数がかなり多くなるので、180点台のギリギリ合格者数も少なくない人数がいると推定される。

記述式の平均点を想像する

当落線上の人が気になるのが記述式の点数。記述式の平均点がどのくらいかで合格に必要な択一の平均点はおのずと変化するので気になる人は多いはず。

ある掲示板での合格者の記述式得点

某掲示板での合格報告のあった人だけの、なんら信頼性のないデータなのであくまで傾向として。合格者のみのため記述の得点が低いせいで不合格の人は除外されるので、得点は自然と高くなりやすいことに注意。

令和元年(2019年)

  • 合格率11.5%
  • 合格者平均点196点
  • 予備校択一平均150点

36,44,36,40,54,24,48,50,56,44,44,28,40,40,36,50,34,46,44,44,32,36,16,32,34,30,38,30,48,48,28,36,30,44,48,38,38,42,28,50,28,32

平均38.7

点数の低い人がほぼいないので緩かったように見えるけれど、択一平均が前年と大差ないのに合格率が下がってるのでそうでもないのかも。

平成30年(2018年)

  • 合格率12.7%
  • 合格者平均点197点
  • 予備校択一平均152点

28,46,22,48,50,24,48,32,28,42,28,12,34,24,40,24,20,30,36,28,36,28,28,40,26,36,28,30,44,40,28,32

平均32.5

渋くも見えるけれど、低い点の人もさほどいないので普通なのかも。

平成29年(2017年)

  • 合格率15.7%
  • 合格者平均点200点
  • 予備校択一平均162点

60,16,20,30,24,12,20,43,24,20,20,38,6,30,28,40,28,24,24,20,44,24,20,26,60,52,32,32,20,44,38,24,22,40,32,20,20,34,50,34,14,24,8,28,24,28,40,26,34,18,46,28,36,20,28,24,40,24,30,14,50,24,50,40,6

平均29.2

凄いアンバランス。択一の平均は高いので厳しい採点だったのか20点台以下が多い。一方で満点や高得点もいるだけに出来不出来の差がハッキリしやすい出題だったのかもしれない。択一だけで合格できた人が多かったので記述式の点数が低い人でも合格できた人が多くなっただけの可能性もある。

平成28年(2016年)

  • 合格率10.0%
  • 合格者平均点196点
  • 予備校択一平均146点

38,48,44,54,50,50,50,38,50,36,46,36,50,50,34,30,46,56,40,32,50,46,48,52,54,38,40,36,46,56,40,42,12,36,56,40,40,38,42,40,38,54,50,46,40,40,40,34,50

平均43.3

凄いハイアベレージ。択一が若干低いためか非常に記述の得点が良い。合格率10%のために若干盛った可能性も否定できない気がするが、そこまで択一の平均が低い訳でもないだけに何とも言えない。

平成27年(2015年)

  • 合格率13.1%
  • 予備校択一平均159点

40,42,20,38,36,40,26,30,22,40,44,54,36,42,16,30,36,40,32,34,48,32,40,32,38,24,28,30,30,32,18,34,28,22,36

平均33.4

可もなく不可もなく普通の感じ。

平成26年(2014年)

  • 合格率8.3%
  • 予備校択一平均135点

38,46,26,32,48,34,42,26,44,28,22,12,32,28,42,26,36,36,30,26,52,36,40,34,46,30,30,26,30,40,30,32,32

平均33.7

択一の平均が低い年で、新試験後で初の補正があった年度。記述の採点で調整したとは思えず平均も高くない。

記述式の平均点はそれなりある

合格するためには記述の得点が10点や20点で合格しなければならないような採点ではないように思われる。信頼性が低いとはいえ、合格者の記述平均は通常は30点以上はあるように思うのでセンターの想定は全体の合格基準である60点満点の6割である36点を記述式の合格ラインとしても想定してるのかもしれない。記述式が20点平均だとすれば択一で7割近い得点が必要なのでずっと難しくなる。

  1. 172+24=196
  2. 160+36=196

合格者平均が196点だとすれば2のパターンのほうが当然合格しやすい。これだと択一の得点が140点台でも合格の可能性が普通にある。記述の平均が低いようだと択一で高得点でないと事実上は合格が難しいことになるだけにセンターが記述の採点基準をどうするかは大きな違いとなる。

記述式で調整があった可能性は

択一の平均が凄く低い平成26年はむしろ低いぐらい。次に低い平成28の記述式はかなり怪しく、軒並み高得点なうえ得点が低い人がほぼいないぐらいなので調整があったように見える。それにしては択一の平均がそこまで低くもないのに合格率が低いので択一の平均はもっと低かったのか、あるいは記述で高得点の人だけが合格できた可能性もあるが、確かなことは何もわかない。

可能性としては

択一の平均が高いときは、記述の採点が低い人でも合格できる。→記述の採点が低い人でも合格報告が多くなる。

択一の平均が低いときは、記述の採点が高い人でないと合格できない。→記述の採点の高い人だけが合格報告する。

又は

択一の難易度による調整、あるいは記述式の難易度によって記述式の採点が年度で差がある。→択一と合格率にもっと不規則な関係が見られてもいいが、そうなってない矛盾がある。

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