不法行為

不法行為の相殺

不法行為の被害者が同一の原因によって利益を得たとき

被害者が同一の原因によって利益を得たときは損益相殺されるときがあります。

不法行為の被害者が保険金を受け取ったとき

火災保険は損益相殺として控除される利益に当たらない。(判例)

不法行為の第三者

第三者が債務者を教唆して不法行為にさせたとき

行為者を教唆した者及び幇助した者は、共同行為者とみなして連帯して責任を負う。(民法719条2項)

名誉棄損

不法行為の損害賠償責任には財産以外の損害の賠償をしなければなりません。(民法710条)

損害賠償とともに名誉を回復する処分を裁判所が命じることができます。(民法723条)

宅建過去問

不法行為に関する次の記述のうち、民法の規定及び判例によれば、正しいものはどれか。

“放火によって家屋が滅失し、火災保険契約の被保険者である家屋所有者が当該保険契約に基づく保険金請求権を取得した場合、当該家屋所有者は、加害者に対する損害賠償請求金額からこの保険金額を、いわゆる損益相殺として控除しなければならない。

×

被害者は、不法行為によって損害を受けると同時に、同一の原因によって損害と同質性のある利益を既に受けた場合でも、その額を加害者の賠償すべき損害額から控除されることはない。

×

第三者が債務者を教唆して、その債務の全部又は一部の履行を不能にさせたとしても、当該第三者が当該債務の債権者に対して、不法行為責任を負うことはない。

×

“名誉を違法に侵害された者は、損害賠償又は名誉回復のための処分を求めることができるほか、人格権としての名誉権に基づき、加害者に対し侵害行為の差止めを求めることができる。

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