運動は1日1万歩が必要は本当か

健康のために運動が良いことは常識としてだけでなく、科学的にも根拠があることです。ですが、どの程度の運動が必要かまでは定説と呼ばれるほどのものはありません。

一般的な目安とされる数字が1日1万歩とされてます。

ですが、この1日1万歩は実は根拠のある数字ではないのです。なんと東京オリンピックのときに日本企業が万歩計を売るための宣伝文句だったとのこと。

商品を売るためのキャッチコピーとしてキリの良い1万歩が使われててただけで、否定する理由もなかったのでそれが広がってしまっただけだったのです。

1日1万歩はどれほどの運動か

一万歩を実際に歩けば、何と8キロメートルになるようです。

8キロを毎日歩くのは大変です。1キロに掛かる時間が10分だとしても80分も歩く必要があります。慣れてない人だともっと掛かるでしょう。

一日一万歩というのが如何に大変なことかが分かります。当然それだけ運動すれば運動したことにはなるでしょうが、運動してない人はもちろん、忙しい人はそれだけの時間を運動に割くことは難しいと感じることでしょう。

ここで疑問なのが、健康になるための運動にはどの程度の運動が必要かということです。

1万歩と1日10分の早歩きを3回と比較する

距離にすると2、5キロです。時間は30分と、一日一万歩によりも比較的にライフスタイルに適応しやすい数字でしょう。

ポイントは早歩きということです。ゆっくり歩くよりも負荷が高く、心臓と肺の活動が活発になるので心拍数があがります。この心拍数が大きな意味があると言います。

検証によると、10分の早歩きを3回でも一日一万歩歩くのと同じような効果が期待できるとのことです。つまり、負荷を高めることでより短い時間でも運動のトレーニング効果は十分に期待できるということです。

さらに、この10分3回よりも効率的な運動方法はあるのでしょうか。30分でもつらいという方はもっと効率的な運動方法があります。

ランニングは膝に悪いというのは本当か。

ウォーキングとランニングのどちらが膝への負担になるか。

ウォーキングよりも膝への負担が大きそうなランニング。当然走ることは歩くことに比べてジャンプするので、より負荷が大きくなりそうな気はします。

検証によると、走ることは歩くことに比べて瞬間的な負荷は高くなりますが、歩くよりもトータルでの負荷は少ないとのこと。

これは驚きですが、ペースや歩幅による個人差はあるにせよ歩くよりも地面に足が接地してる時間が短くなるので全体としての負荷は走るほうが少なくなるということらしい。

ただし、これは一般的な人のことで、体重の重い人や普段ほとんど運動してない人が急に走ると痛みが出たりする可能性はあるようです。

体重の重い人と、運動してない人が急にランニングするのは避けたほうが良い。

体重が重い人は、そうでない人に比べて負荷が大きいことは想像できます。運動してない人が急に運動すると体がまだ慣れていないので、無理をすると体が慣れる前に痛みが出やすいのです。

ランニングするときは、無理せず、ウォーキングから初めて徐々に距離を延ばすなどして最初から頑張り過ぎないことが重要です。

ランニングは膝に悪いどころか、むしろ良いらしい。

検証によると、運動する人としない人では、運動してる人のほうが関節炎になるリスクが減るとのこと。

走ることで関節への定期的な衝撃があり、軟骨への圧迫と解放が繰り返されます。その結果、血流が刺激され軟骨へより多くの酸素と栄養が送られることで軟骨の再生と修復を助けるらしい。

長い目でみれば、走ることが膝に良いというのは頷けます。必要以上に走ることで膝が痛くなることを警戒する必要はないでしょう。